ホームクリーニングのプロを育成

４月に開校したおそうじ塾の様子をレポートします。
その中でも今回は基礎編です。

おそらく、その様子をはじめて見る人にとっては、少なからず驚きにも似た感動があると思われます。

誰もが何気なくやっている床の拭き掃除。
これについて、まるでゴルフやテニスの基本スイングのように、足の置き方、膝の付き方、バランスのとり方、そのようなことにまで及ぶレクチャーがあります。床拭きは、ただ、床に布を当ててこする。これではないということが見ていて、ひしひしと伝わってきます。

続いては、少し高い場所の清掃に必要な脚立の使い方。
掃除をしたい箇所に手が届けばいいという使い方ではありません。効率と安定性を求め、脚立を登る時の足の置き方、力の入れ方まで何度となく繰り返し体で覚えます。

このようなことは、単に作業者への負担を少なくするということだけではなく、体のバランスが良い状態で作業をすることは、効率的に清掃ができる、きれいになる、という結果につながるということが、実習のはじめと終わりでは目に見えてわかります。

まさに、プロとしての一挙手一投足。
様々なプロスポーツの選手たちのフォームは、そのパフォーマンスに結びついていることにも似ています。

プロのアスリートの動き、速さ、音などは、それだけでも目を奪われます。
お掃除のプロにも、それに共通する点があることに、感動を覚えました。

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